忠孝/忠孝酒造【酒評】コクがあって水割りにしても味がしっかりしている泡盛
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最終更新日:2014/07/05
泡盛
酒評:
ふだんは、芋焼酎ばっかりだけど、珍しく泡盛。
購入時に試飲で、古酒の3年、5年、15年を飲ませてもらったが、この熟成を重ねた泡盛は大変おいしい。
年数を重ねるたびに味がまろやかになり、味に深みが生まれ香りもよくなる。
15年モノは、別格に味わい深く、薫り高くおいしかった。
沖縄の人は、自宅に、1番甕、2番甕、3番甕と古酒を貯蔵していると聞いた。
1番甕が一番古い古酒で、酒の量が減ってきたら、2番目に古い2番甕から1番甕に移し、3番甕から2番甕に移して楽しんでいるとのこと。
たれを、継ぎ足し継ぎ足し使っている老舗のうなぎ屋のようだ。
都会の人は3番甕まで甕を置くようなスペースがないからということで、特別に15年ものの古酒を販売していた。
価格は、1升で1万円と、さすがにお高い。
とりあえず、今回は新酒の4合瓶で1000円の一番安いものを選んで水割りで。
爽やかな香りだが、味はしっかりとしていて、うまい。
若い酒なので、熟成されたうまさというよりは、新鮮でシャキッとしたうまさ。
サッパリ飲めるので、豚の角煮などのコッテリ料理と合わせると、お互い引き立つかも?
飲み方:
ストレート:★★☆☆☆
ロック:★★★☆☆
水割り:★★★★☆
蔵元:忠孝酒造株式会社
URL:http://www.chuko-awamori.com/index.html
住所:沖縄県豊見城市字名嘉地132
原材料:タイ米・黒麹
蒸留方法:常圧蒸留
購入価格:\1050円(720ml)
アルコール度数:30度
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