八千代伝(白麹)八木酒造【感想】芋焼酎の王道をいく味
公開日:
:
最終更新日:2014/04/19
芋焼酎
八千代伝はスッキリ、フルーティでとてもおいしい焼酎です。白麹の王道をいく味と言える。
この焼酎は、前割りにして黒千代香で燗にして飲むのが一番うまい。芋のふくよかな旨味と芳醇な香りがとても心地よい。
前割りとは、文字通り前もって焼酎を水割りにしておいて、日を置いたもののことを言う。だいたい、6:4か5:5くらいでペットボトルなどに割って保存するのが、一番てっとりばやい。1週間くらいしたら、飲み頃。焼酎と水がうまく混じり、味がマイルドになっておいしく飲めます。これを黒千代香で燗にして飲めば、一日の疲れがぶっ飛びます。
八千代伝(白こうじ)
いも焼酎の王道、白こうじと秘伝の術の仕込み。
八千代伝白こうじのモロミは、かめつぼの中で黄金色に輝いています。その美しさは極上。まさに太陽のめぐみです。
フルーティーな香り、口中に広がる甘さ、そして抜群のキレが天女のような、八木酒造の看板娘。お湯割りやロックでさらりと飲める味わいはきっとご満足いただけます。
ほろ酔い気分で、さあ天空の浪漫飛行へ。
ラベルに書いてあるとおり、たいへんおいしい。
猿ヶ城蒸留所
しんしんとした大自然の山気につつまれた猿ヶ城渓谷。
その山懐に小さな薩摩焼酎蔵「猿ヶ城蒸留所」。深山公隈の、青葉をゆらす青い風をくぐって、渓谷へわたる、清冽な伏流水を得て、総かめつぼで仕込みます。
八千代伝を製造している八木酒造は、とても小さな蔵で山の中に、ひっそりとあります。2007年に、蔵見学をさせてもらいました。
中はこじんまりとしています。社長さんのお話を聞いていると、本当に丁寧に酒造りをしている蔵なんだなと、改めて思った。
飲み方:
ストレート:★★★★☆
ロック:★★★★★
水割り:★★★★☆
お湯割り:★★★★★
八千代伝 白こうじ仕込み(やちよでん しろこうじ)
蔵元:八木酒造合名会社
URL:http://www15.synapse.ne.jp/yagishuzou/
住所:鹿児島県垂水市新御堂鍋ヶ久保1332-5
原材料:さつまいも(黄金千貫)・米麹(白麹)
蒸留方法:常圧蒸留
購入価格:\2520円(1800ml)
アルコール度数:25度
八千代伝 白こうじ仕込み 1800ml (芋焼酎)
この記事を書いた人
最近書いた記事
sponsored link
関連記事
-
心水/松露酒造 -酒評-
心水(もとみ) 1800ml 酒評: 心水は、無濾過なので、よく振ってか
-
くじら新焼酎【感想】2008年の新焼酎
今年もやってきました、この季節。 楽しみにしていた新焼酎の時期がやってきた。今日は、早速、くじら新焼
-
鴨神楽/小牧醸造 -酒評-
合鴨農法で育成した米を使い、甕仕込みでじっくりていねいに・・・。とてもさわやかで芳醇な香りがたちこ
-
阿久根/鹿児島酒造 -酒評-
酒評:まずは、ラベルに書いてあるものを引用。従来の焼酎は主に白麹か黒麹で作られていますが、S型麹にす
-
宝山 芋麹全量/西酒造 -酒評-
宝山シリーズの芋麹全量。 通常は、米麹を使用してつくられる芋焼酎だが、芋麹を使用している。芋麹の管
-
不二才?/佐多宗二商店 -酒評-
酒評:不二才?(ぶにせ・はい)の「?」とは無濾過という意味。度数が30度で、ストレートで飲むとガツン
-
赤江/落合酒造場 -酒評-
赤江 1800ml 酒評:とても華やかで、フルーティな香り。芋のやわらかな甘さとスッキリとした飲み口
-
空と風と大地と/京屋酒造 -酒評-
酒評:スッキリした飲み口だが、ふくよかな甘みが広がり、するすると飲める。芋焼酎の芋くささなどの雑味が
-
玉露/中村酒造場 -酒評-
中村酒造場といえば、もちろん「なかむら」が有名だが、こちらの玉露こそ、忘れてはいけない。「なかむら
-
杜氏潤平/小玉酒造 -酒評-
小玉醸造 杜氏潤平 芋1.8L 酒評: 華やかな芋の香り、しっかりした味の焼酎。 味のほうも華やかで
sponsored link